メディカルインフォマティクス、訪問診療向け電子カルテhomisで電子処方箋対応開始、業務効率化と診療報酬加算の活用を支援

メディカルインフォマティクス、訪問診療向け電子カルテhomisで電子処方箋対応開始、業務効率化と診療報酬加算の活用を支援
PR TIMES より

記事の要約

  • 訪問診療向け電子カルテ「homis」が電子処方箋に対応
  • 処方業務のデジタル化による業務効率化と患者の利便性向上を実現
  • 医療DX推進体制整備加算・在宅医療DX情報活用加算の加算点数向上に貢献

訪問診療向け電子カルテhomisが電子処方箋に対応

メディカルインフォマティクス株式会社は2025年5月14日、訪問診療向け電子カルテ「homis」が電子処方箋に対応したことを発表した。これにより、訪問診療における処方業務のデジタル化が進み、医療機関の業務効率向上と患者の利便性向上が期待されるのだ。

2025年4月からは「医療DX推進体制整備加算」および「在宅医療DX情報活用加算」の要件が再編成され、電子処方箋の導入によって診療報酬の加算点数が向上する。homisはこれらの加算を活用しやすい環境を整え、訪問診療クリニックの経営を支援するのだ。

homisは訪問診療の現場に特化した電子カルテとして、医師の負担軽減と業務効率化を実現するために開発されてきた。今回の電子処方箋対応により、訪問診療の現場から直接電子処方箋を発行可能になり、処方内容の正確性向上と記録の一元管理、患者・家族・薬局との連携強化による利便性向上、紙の処方箋管理不要による業務負担軽減、診療報酬加算に対応可能になるなどのメリットが提供される。

電子処方箋対応によるメリットとhomisの概要

項目詳細
対応機能電子処方箋発行
メリット業務効率向上、患者利便性向上、診療報酬加算対応
対象訪問診療クリニック
提供元メディカルインフォマティクス株式会社
サービスサイトhomis公式サイト

電子処方箋について

電子処方箋とは、紙の処方箋をデジタル化し、オンライン上で登録・閲覧・管理できるようにしたものである。オンライン資格確認の仕組みを前提とした取り組みであり、2023年1月から運用開始となった。

  • 処方データはクラウドに格納
  • 医師・薬剤師間で情報共有が可能
  • 医療DX推進の一環として導入が進んでいる

電子処方箋の導入は、医療機関や薬局におけるデジタル化の重要性を高めており、政府の医療DX推進の一環として推進されている。

homis電子処方箋対応に関する考察

homisの電子処方箋対応は、訪問診療における業務効率化と診療報酬の向上に大きく貢献するだろう。しかし、電子システム導入に伴う初期費用や運用コスト、システム障害発生時の対応、従業員の教育など、課題も存在する可能性がある。

これらの課題への対策として、導入支援体制の強化、システムの安定性向上、継続的な教育プログラムの提供などが考えられる。また、将来的には、AIを活用した処方支援機能や、患者の状態をリアルタイムでモニタリングできる機能などの追加が期待される。

今後、homisは更なる機能拡充を進め、医療機関と薬局間の連携強化、さらなる業務効率化を目指した機能開発を進めていく予定だ。在宅医療の現場におけるデジタル化を推進し、より質の高い医療提供に貢献していくことが期待される。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「訪問診療向け電子カルテ「homis」、電子処方箋対応を開始 |訪問診療の業務効率化と診療報酬加算の活用を支援 | メディカルインフォマティクス株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000074761.html, (参照 2025-05-15).

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