
目次
記事の要約
- EVモーターズ・ジャパンが新型EVバス2種を公開
- 6.99mのEVマイクロバスと12mの大型観光EVバス
- 5月23日開催のバステクフォーラム2025で初公開
EVモーターズ・ジャパン、新型EVバス2種をバステクフォーラム2025で初公開
株式会社EVモーターズ・ジャパンは、2025年5月23日に兵庫県神戸市で開催されるバステクフォーラム2025において、国内初となるEVマイクロバス(6.99m)と大型観光EVバス(12m)の2機種を初公開する予定だ。EVマイクロバスは展示のみだが、大型観光EVバスは試運転と試乗体験が可能である。
両車両とも、今回のバステクフォーラム2025が初めての一般公開となる。EVマイクロバスは全長5.99mと6.99mの2タイプがあり、スクールバス、デマンドバス、送迎バスなど幅広いニーズに対応可能で、バイワイヤ制御を標準搭載している。安全で快適な先進運転支援を実現しているのだ。
一方、大型観光EVバスは、大容量の貫通式トランクルームを設置しており、観光バスだけでなく、スーツケースを積載する必要があるエアポートバスや送迎バスなどにも利用できる。環境エネルギーの浸透とゼロエミッション社会の実現に貢献するため、今後もニーズに応える製品・技術開発に努めるとしている。
バステクフォーラム2025と出展車両詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
展示会名 | 2025バステクフォーラム |
開催日時 | 2025年5月23日 |
開催場所 | 神戸総合運動公園 P18駐車場 |
入場 | 無料(名刺2枚必要) |
EVマイクロバス車名 | V8-Micro Bus 6.99m |
大型観光EVバス車名 | V8-Coach Bus 12m |
マイクロバス全長 | 6.99m |
大型観光バス全長 | 12m |
EVバスの技術概要
EVモーターズ・ジャパンは、電気自動車及び充電ステーションの販売・メンテナンス、自動運転バス(レベル4)の開発、電気自動車のリース・レンタル・ESCO事業、蓄電池・PVを活用した再生可能エネルギー事業などを展開している。
- バイワイヤ制御による安全・快適な運転支援
- 大容量貫通式トランクルーム搭載
- 幅広い用途に対応可能な設計
これらの技術により、環境に配慮した次世代のバス輸送を実現しているのだ。
EVバス事業に関する考察
今回のEVバス2機種の発表は、日本のEVバス市場における大きな一歩となるだろう。環境問題への意識の高まりから、EVバスへの需要は今後ますます増加すると予想される。しかし、充電インフラの整備やバッテリー技術の進歩といった課題も残されている。
充電インフラの不足は、EVバスの普及を阻む大きな要因の一つである。そのため、政府や企業による積極的な投資と、効率的な充電システムの開発が不可欠だ。また、バッテリー技術の進歩も重要であり、より高性能で長寿命なバッテリーの開発が求められるだろう。
今後、EVバスの航続距離の延伸や、急速充電技術の向上、そしてコスト削減などが期待される。これらの課題が解決されれば、EVバスはより多くの地域で利用されるようになり、持続可能な社会の実現に大きく貢献するだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「国内初!EVマイクロバス6.99mと大型観光EVバスを出展!バステクフォーラム2025にて初の一般公開 | 株式会社 EV モーターズ・ジャパンのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000086519.html, (参照 2025-05-15).