
目次
記事の要約
- エールアカウンティングがクラウド連結会計システムConsoleasyをSaaSで提供開始
- 月額15,000円から利用可能で、公認会計士が導入をサポート
- リリース記念キャンペーンとして導入手数料無料、月額利用料50%オフ
エールアカウンティングがクラウド連結会計システムConsoleasyをSaaSで提供開始
エールアカウンティング株式会社は、クラウド連結会計システム「Consoleasy」(コンソリイージー)のSaaSでの提供を2025年4月30日に開始した。Consoleasyは、連結決算の実務経験豊富な公認会計士とエンジニアのプロフェッショナルチームが開発したシステムで、複雑な連結決算を簡単、シンプル、安価にすることを目指している。
月額15,000円から利用できる価格設定で、これまで連結会計システムが高額なため導入を見送っていた企業も気軽に利用可能だ。また、リリース記念キャンペーンとして、2025年8月までに申し込んだ企業は導入手数料が全額無料、月額利用料が1年間50%オフとなる。
Consoleasyは、オブジェクト指向UIデザインの採用により直感的に操作できる画面構成が特徴だ。豊富な自動仕訳作成機能やAIを活用した異常検知機能(開発中)などを備え、正確で効率的な決算をサポートする。
Consoleasyの主な機能と料金体系
項目 | 詳細 |
---|---|
システム名 | Consoleasy(コンソリイージー) |
提供形態 | SaaS |
開発 | 公認会計士とエンジニアのチーム |
価格 | 月額15,000円から |
サポート | 公認会計士による導入・運用サポート |
主な機能 | 自動仕訳作成、異常検知(開発中)、整合性チェック |
SaaSについて
SaaS(Software as a Service)とは、クラウド上で提供されるソフトウェアの利用形態のことを指す。ユーザーはインターネット経由でソフトウェアを利用するため、インストールやアップデート作業が不要になる。
- 初期費用を抑えて導入可能
- インターネット環境があればどこでも利用可能
- 常に最新バージョンを利用可能
ConsoleasyをSaaSで提供することで、企業は初期投資を抑え、迅速に連結会計システムを導入できる。また、エールアカウンティング株式会社がシステムの保守・運用を行うため、IT部門の負担を軽減することが可能になる。
ConsoleasyのSaaS提供開始に関する考察
ConsoleasyのSaaS提供開始は、中小企業や上場準備企業にとって連結決算システムの導入ハードルを下げるという点で非常に有益だ。特に月額15,000円からという価格設定は、従来の連結会計システムと比較して非常に競争力があり、多くの企業が導入を検討するきっかけになるだろう。
今後の課題としては、セキュリティ対策の強化や、ユーザーからのフィードバックを反映した機能改善が挙げられる。特にクラウドサービスであるため、セキュリティ対策は常に最新の状態に保つ必要があり、第三者機関による定期的な監査を実施することが望ましいだろう。
将来的には、AIを活用した自動仕訳機能の精度向上や、他の会計システムとの連携機能の拡充が期待される。また、アウトソーシングプランとの組み合わせにより、連結決算業務全体の効率化を支援するサービスへと発展していく可能性もあるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「クラウド連結会計システム「Consoleasy」(コンソリイージー)をSaaSにて提供開始。公認会計士がExcelや他の連結会計システムからの移行、連結決算の導入を親身にサポート致します | エールアカウンティング株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000149715.html, (参照 2025-05-01).