
目次
記事の要約
- アイデンティティー・パートナーズが「ダイバーシティサミット-session2-」をオンライン開催
- 大阪・関西万博協会局長と清水建設DE&I推進部長がゲスト登壇
- DEI推進の現状と未来について議論
アイデンティティー・パートナーズが「ダイバーシティサミット-session2-」をオンライン開催
アイデンティティー・パートナーズ株式会社は、「ダイバーシティサミット-session2- DE&I、本当に必要ですか?」を2025年5月15日(木)にオンラインで開催することを発表した。このサミットでは、世界的なDEI推進の見直しや価値の再考が問われる中、日本におけるダイバーシティ推進の現状と今後の方向性について議論する。
今回のサミットは、2025年4月9日に開催された「ダイバーシティサミット-session1-」の第二弾であり、前回は多数の参加者とゲストスピーカーを迎え、DE&I推進の具体的な事例や現場の声が共有された。第二弾となる今回は、世界情勢、万博、企業のリアルな取り組みを通じて、組織や個人が進むべき方向性を探る内容となっている。
イベントには、2025年日本国際博覧会協会局長の堺井啓公氏と清水建設株式会社DE&I推進部長の西岡真帆氏がゲストスピーカーとして登壇する。万博の意義や未来への展望、企業が変化に向き合いDEIを推進していく方法について、それぞれの立場から語られる予定だ。
ダイバーシティサミット-session2-の主なプログラム
部 | テーマ | ゲストスピーカー |
---|---|---|
第1部 | 【広がるか、トランプ反DEIの動き~日本企業のリアルな声と未来への提言 DEI緊急調査レポート】 | アイデンティティー・パートナーズ株式会社 取締役副社長 佐藤純子氏 |
第2部 | 【世界がざわつく真っ只中「大阪・関西万博ってなんでやるんだっけ?」~多様性が織りなす、未来社会のイノベーションと社会実装】 | 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 堺井 啓公氏 |
第3部 | 【社会がざわつく真っ只中「DEI、本当に必要ですか?」新たな価値創造?成長し続ける組織?でも一体どうしたら?」~みんなが主役の誰もが働きやすい未来へDE&I推進事例】 | 清水建設株式会社 西岡真帆氏 |
DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)について
DEIとは、ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)の頭文字を取った言葉であり、組織や社会における多様な人々が尊重され、公平な機会が与えられ、一体感を持って活動できる状態を指す。主な要素は以下の通りだ。
- 多様な背景を持つ人材の受け入れ
- 公平な機会と待遇の提供
- 誰もが参加しやすい環境づくり
DEIを推進することで、組織の創造性や革新性が向上し、従業員のエンゲージメントが高まることが期待される。また、社会全体の持続可能性にも貢献すると考えられている。
ダイバーシティサミット-session2-に関する考察
今回のダイバーシティサミット-session2-は、世界的なDEI推進の現状と課題を共有し、日本企業がどのように取り組むべきかを議論する上で非常に有益な機会となるだろう。特に大阪・関西万博という国際的なイベントを控える日本において、多様性を尊重し、誰もが活躍できる社会の実現に向けた議論は不可欠だ。
今後、企業がDEIを推進する上で、制度の整備だけでなく、従業員の意識改革や企業文化の変革が重要となる。また、多様な人材がそれぞれの能力を最大限に発揮できるような、柔軟な働き方やキャリアパスの提供も求められるだろう。
さらに、DEI推進の成果を可視化し、企業内外に発信することで、より多くの企業がDEIに取り組むきっかけとなることが期待される。今回のサミットが、日本企業のDEI推進を加速させる一助となることを願うばかりだ。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「ダイバーシティサミット-session2- DE&I、本当に必要ですか?が開催~大阪・関西万博 博覧会協会局長と清水建設 DE&I推進部長が登壇~【5/ 15(木)】 | アイデンティティー・パートナーズ株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000133434.html, (参照 2025-05-01).