目次
記事の要約
- EarFun Technologyが耳掛け型完全ワイヤレスイヤホン「EarFun OpenJump」を発売
- 大口径ドライバーと独自技術で、オープン構造ながら力強い低音を実現
- 最大42時間再生、IPX7防水、マルチポイント接続など機能も充実
耳掛タイプで快適&高音質、EarFun Technologyがハイレゾワイヤレス対応の完全ワイヤレスイヤホン「EarFun OpenJump」を発売
EarFun Technologyは、耳掛け型完全ワイヤレスイヤホン「EarFun OpenJump(イヤーファン・オープン・ジャンプ)」を2024年5月25日に発売した。完全ワイヤレスタイプとしては大口径のφ14.2mmウール複合膜振動板ダイナミックドライバーを採用し、独自の低温増強技術「BassSurge」を駆使することで、オープン構造でありながら力強い低音を実現している。
EarFun初となる耳掛型/オープンイヤー構造を採用し、軽快な装着感の完全ワイヤレスイヤホンに仕上げた。片耳約7.8gの軽量設計にくわえ、肌に優しい液体シリコンで覆われたイヤーフックはチタン含有形状記憶合金を内蔵しており、耳の形にあわせ適度にフィットすることで、快適で自由なリスニング体験を提供する。
ワイヤレス/Bluetooth接続でありながら最大96kHz/24bitの再生を可能にする高音質オーディオコーデックLDACをサポートし、ハイレゾ配信対応のストリーミングサービスをより高音質で楽しめる。本製品は、一般社団法人日本オーディオ協会が定める「ハイレゾオーディオワイヤレス」規格の認証も取得しているのだ。
EarFun OpenJumpの主なスペック
項目 | 詳細 |
---|---|
ドライバー | φ14.2mmウール複合膜振動板ダイナミックドライバー |
防水性能 | IPX7相当 |
連続再生時間 | 最大11時間(イヤホン単体、LDACオフ時)、最大42時間(充電ケース併用) |
対応コーデック | LDAC |
その他 | マルチポイント接続、Google Fast Pair対応、専用アプリ「EarFun Audio」 |
LDACについて
LDACとは、ソニーが開発した高音質Bluetoothコーデックのことで、従来のSBCコーデックと比較して約3倍の情報量を伝送できるのが特徴だ。これにより、ハイレゾ音源をワイヤレスで高音質に楽しむことが可能になる。
- 従来のSBCコーデックの約3倍の情報量を伝送
- ハイレゾ音源のワイヤレス再生に対応
- 対応デバイス間でのみ利用可能
LDACは、対応するスマートフォンやオーディオプレーヤー、イヤホンなどのデバイス間でのみ利用可能だ。高音質で音楽を楽しみたいユーザーにとって、LDAC対応のイヤホンは魅力的な選択肢となるだろう。
EarFun OpenJumpに関する考察
EarFun OpenJumpは、耳を塞がないオープンイヤー型でありながら、高音質を実現している点が素晴らしい。特に、大口径ドライバーと独自技術「BassSurge」によって、オープン型でありながら力強い低音を実現している点は評価できる。これにより、周囲の音を聞きながら音楽を楽しみたいユーザーにとって、最適な選択肢となるだろう。
今後の課題としては、オープンイヤー型であるため、音漏れが気になる場面があるかもしれない。この問題に対しては、音量を適切に調整する、または周囲の環境に合わせてイヤホンを使い分けるなどの対策が考えられる。また、より音漏れを低減する技術の開発も期待されるだろう。
今後は、より小型化・軽量化されたモデルや、ノイズキャンセリング機能の搭載など、さらなる進化に期待したい。また、専用アプリ「EarFun Audio」の機能拡充や、他のEarFun製品との連携なども期待されるだろう。
参考サイト/関連サイト
- EarFun Technology.「耳掛タイプで快適&高音質、ハイレゾワイヤレス対応の完全ワイヤレスイヤホン「EarFun OpenJump」」.https://www.myearfun.com/jp/press-release/57, (参照 2025-05-02).