中小機構、スタートアップ支援事業FASTAR第13期公募開始、約1年間の伴走支援で成長加速

中小機構、スタートアップ支援事業FASTAR第13期公募開始、約1年間の伴走支援で成長加速
PR TIMES より

記事の要約

  • 中小機構がスタートアップ支援事業「FASTAR」第13期の公募を開始
  • 5月1日より6月13日まで応募受付、5月12日にオンライン説明会開催
  • IPOやM&Aを目指すスタートアップを対象に約1年間の伴走支援を実施

2025年度アクセラレーション事業「FASTAR」第13期公募開始

独立行政法人中小企業基盤整備機構は、スタートアップの成長加速化を支援する2025年度アクセラレーション事業「FASTAR」第13期支援先企業の公募を2025年5月1日に開始した。この事業は、IPOやM&Aなどを視野に入れたユニコーン企業や地域有力ベンチャーを目指すスタートアップを対象としているのだ。

公募期間は2025年5月1日(木曜)から6月13日(金曜)12時までで、応募条件は創業から原則5年以内(2020年4月1日以降創業)または創業前であることだ。ただし、研究開発に時間を要する企業は例外的に創業から10年以内(2015年4月1日以降創業)まで認められる。企業ステージは創業前(プレシード期)、シード期またはアーリー期の企業に限られる。

中小機構の専門家が専任パートナーとして事業戦略や経営課題解決のためメンタリングを約1年間継続的に行い、事業計画のブラッシュアップを伴走支援する。外部メンターのオンデマンドメンタリング、支援イベントの開催、公的支援機関の支援メニュー活用なども行われる。さらに、VCや大企業へのピッチ機会の提供など、資金調達や事業提携の機会も創出するのだ。

FASTARプログラム概要

項目詳細
応募受付開始日2025年5月1日
応募受付終了日2025年6月13日 12時
説明会開催日2025年5月12日 17時
説明会形式オンライン(Zoom)
応募資格創業から原則5年以内(例外あり)、プレシード期、シード期、アーリー期の企業
支援期間約1年間
支援内容メンタリング、資金調達支援、事業提携支援など
応募方法https://fastar.smrj.go.jp/program/13/
説明会申込https://ers.nikkeibp.co.jp/user/2025x0512chusho
FASTARプログラム応募ページ

スタートアップ支援プログラムについて

FASTARは、中小企業基盤整備機構が実施するスタートアップ支援プログラムである。このプログラムは、革新的な技術やビジネスモデルを持つスタートアップの成長を支援することを目的としている。

  • 事業計画の策定支援
  • 資金調達支援
  • 事業提携支援

これらの支援を通じて、スタートアップは事業の成長を加速させることができるのだ。

FASTAR第13期公募に関する考察

FASTAR第13期公募は、日本のスタートアップエコシステムの活性化に大きく貢献するだろう。多くの有望なスタートアップが支援を受け、成長を遂げることで、経済活性化や社会課題解決に繋がる可能性がある。しかし、応募企業の選定基準や支援内容の適切さ、支援後のフォロー体制など、課題も存在するだろう。

選定基準の透明性や公平性を確保し、多様なスタートアップを支援できる仕組みを構築することが重要だ。また、支援内容についても、企業の成長段階やニーズに合わせた柔軟な対応が必要となるだろう。さらに、支援後のフォロー体制を強化することで、支援効果の最大化を図るべきだ。

今後、FASTARプログラムは、より多くのスタートアップにリーチし、より大きなインパクトを与えるプログラムへと進化していくことが期待される。そのためには、継続的な改善と進化が不可欠であり、関係者間の連携強化も重要となるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「2025年度アクセラレーション事業「FASTAR」第13期の公募を開始しました | 独立行政法人中小企業基盤整備機構のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001713.000021609.html, (参照 2025-05-02).

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