
目次
記事の要約
- みらファン第18号募集開始
- 岐阜県瑞浪市の新築ホテル敷地を対象
- 年利5.5%、1口1万円から投資可能
みらファン第18号募集開始
株式会社みらいホールディングスは、2025年5月7日より不動産クラウドファンディング「みらファン第18号」の募集を開始した。これは、同社100%子会社である株式会社みらいアセットが運営するオンライン完結型の不動産クラウドファンディングだ。
想定利回りは年利5.5%を予定しており、1口1万円から投資が可能である。投資初心者にも始めやすい商品として、継続して得られる賃料収入から配当を出す安全設計と、投資家保護を目的とした優先劣後方式を採用している。
対象不動産は岐阜県瑞浪市に所在する新築ホテルの敷地(底地)で、自然と文化が調和した環境にある。国内有数の規模を誇る「土岐プレミアム・アウトレット」にもアクセス可能だ。
みらファン第18号概要
項目 | 詳細 |
---|---|
募集金額 | 64,000,000円(最低成立優先出資額54,000,000円) |
事業総額 | 110,000,000円 |
出資総額 | 80,000,000円 |
募集口数 | 6,400口 |
想定利回り | 5.5%(年利・税引前) |
募集単位 | 1口1万円(1万円単位で上限なし) |
募集期間 | 2025年5月7日12:00~2025年5月21日23:59 |
募集方式 | 抽選方式 |
運用期間 | 2025年5月30日~2025年9月29日(123日) |
対象不動産 | 新築ホテルの敷地(底地) |
所在地 | 岐阜県瑞浪市寺河戸町 |
地目 | 宅地 |
敷地面積 | 2,808.24㎡(公簿) |
優先劣後方式について
みらファンは、投資家保護を目的とした優先劣後方式を採用している。これは、優先出資と劣後出資の2種類の出資があり、まず優先出資者に配当が支払われ、その後で劣後出資者に配当が支払われる仕組みだ。
- 優先出資者の元本と配当が優先的に確保される
- 劣後出資者はリスクを取って高いリターンを目指す
- 投資家のリスクを軽減する仕組みである
この方式により、投資家の元本と配当の安全性を高めることができる。物件売却時の損失も劣後出資額以内であれば対応できるため、安心・安定した投資が可能となる。
みらファン第18号に関する考察
みらファン第18号は、地方創生と投資家の利益を両立させるモデルとして、一定の成功を収める可能性を秘めている。地方の活性化に貢献しつつ、投資家には魅力的な利回りを提供できる点が大きな強みだ。しかし、想定利回りはあくまで想定であり、実際の利回りは市場環境や物件の状況によって変動する可能性がある。
想定外の事態、例えば、空室率の上昇や修繕費用の増加などが発生した場合、想定利回りを達成できない可能性も否定できない。そのため、投資を行う際には、リスクを十分に理解した上で、自己責任で行う必要があるだろう。
今後、みらファンが更なる発展を遂げるためには、透明性の高い情報開示と、投資家との継続的なコミュニケーションが重要となる。また、多様な投資ニーズに対応できる商品ラインナップの拡充も期待される。地方創生と投資家の利益を両立させる、持続可能なモデルの構築に成功すれば、他の地域への展開も期待できるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「インカム重視の安全設計、安心の優先劣後方式を採用した不動産クラファン「みらファン」、5月7日より「第18号」を募集開始 | 株式会社みらいホールディングスのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000092714.html, (参照 2025-05-02).