
目次
記事の要約
- タカヤ株式会社とエスタカヤ電子工業株式会社がネプコンジャパン関西に出展
- タカヤはデュアルサイドフライングプローブテスタAPT-2600FD-Aを展示
- エスタカヤはカメラモジュール撮像テスタDX3241を展示
タカヤ株式会社とエスタカヤ電子工業株式会社のネプコンジャパン関西出展
タカヤ株式会社は2025年5月14日(水)~16日(金)にインテックス大阪で開催される第1回[関西]ネプコン ジャパン -エレクトロニクス開発・実装展-に出展し、デュアルサイドフライングプローブテスタの新モデルAPT-2600FD-Aを展示する予定だ。同社は、高密度実装基板の検査に対応した業界最高クラスのプロービング精度を持つ検査装置として、APT-2600FD-Aを開発したのだ。
APT-2600FD-Aは、独自の制御機構とセンシング技術により、あらゆる環境下で信頼性の高い電気検査を実現する。自動プロープクリーナーシステム、内部監視用リモートカメラ、トラブル発生時の自動状況キャプチャ機能、検査中断セーフティ機能などを搭載している。さらに、新開発の3Dリアルマップ機能により、直感的な操作を実現しているのだ。
グループ会社であるエスタカヤ電子工業株式会社も共同出展し、オリジナルのカメラモジュール撮像テスタDX3241を展示する予定である。DX3241は、長年のカメラモジュール用装置製造経験に基づき開発された、クリーンルーム内での撮像テストに最適なセミオートタイプの撮像テスタだ。ローダー装置ES09とアンローダー装置ES13はパネル展示で紹介される。
出展製品と展示会概要
製品名 | 会社名 | 概要 |
---|---|---|
APT-2600FD-A | タカヤ株式会社 | デュアルサイドフライングプローブテスタ |
DX3241 | エスタカヤ電子工業株式会社 | カメラモジュール撮像テスタ |
ES09 | エスタカヤ電子工業株式会社 | ローダー装置(パネル展示) |
ES13 | エスタカヤ電子工業株式会社 | アンローダー装置(パネル展示) |
展示会名 | – | 第1回[関西]ネプコン ジャパン -エレクトロニクス開発・実装展- |
会期 | – | 2025年5月14日(水)~16日(金) 10:00~17:00 |
会場 | – | インテックス大阪 |
ブース番号 | – | K1-1 |
フライングプローブテスタについて
フライングプローブテスタは、プリント基板上の電気的接続不良を検査する装置である。プローブと呼ばれる微細な針を基板上に接触させ、電気信号を測定することで不良箇所を検出する。タカヤ株式会社は、1987年からフライングプローブテスタの開発・販売を行っており、業界トップクラスのシェアを誇る。
- 高精度な検査が可能
- 高密度実装基板にも対応
- 生産効率の向上に貢献
APT-2600FD-Aは、従来モデルよりも高精度で高速な検査を実現し、生産ラインの効率化に大きく貢献するだろう。
ネプコンジャパン出展に関する考察
タカヤ株式会社とエスタカヤ電子工業株式会社の共同出展は、両社の技術力の高さを示すものだ。特に、APT-2600FD-Aは、高密度実装基板の検査に対応した業界最高クラスのプロービング精度を持つ画期的な検査装置であるため、多くの来場者の関心を集めるだろう。しかし、市場の競争は激しいため、継続的な技術開発と製品改良が不可欠である。
今後、AIを活用した検査技術の導入や、検査データの分析による品質管理の高度化などが求められるだろう。これらの課題に対応するためには、技術開発への投資と人材育成が重要となる。また、顧客ニーズの変化に対応できる柔軟な体制づくりも必要だ。
ネプコンジャパンでの出展を通じて、両社は新たな顧客との関係構築や、市場におけるプレゼンスの向上を図るだろう。今後の更なる技術革新と市場開拓に期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「タカヤ株式会社 エスタカヤ電子工業株式会社 第1回[関西]ネプコン ジャパン -エレクトロニクス開発・実装展- に出展 | タカヤ株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000146452.html, (参照 2025-05-02).