
目次
記事の要約
- マーケットワンはBtoBマーケティングフォーラム2025をオンライン開催
- 7月10日開催、大手製造業のトップマネジメント層が事例講演
- 新規事業の収益化に向けた組織戦略を考察
BtoBマーケティングフォーラム2025開催
マーケットワン・ジャパン合同会社は、2025年7月10日(木)に「BtoBマーケティングフォーラム2025」をオンラインで開催した。
本フォーラムは、新規事業を収益につなげる組織の在り方、特に「探索」と「深化」の間に位置する「開拓」の重要性に焦点を当てたものであった。国内大手製造業のトップマネジメント層が、自社の挑戦変革事例を講演したのだ。
開催8回目となる本フォーラムでは、優れた技術やアイデアを収益化するための組織戦略について、多角的な視点からの考察が提供された。経済産業省、AGC株式会社、株式会社レゾナック・ホールディングス、三井化学株式会社など、各業界を代表する企業のトップが登壇した。
マーケットワン執行役の大橋慶太氏も登壇し、探索活動から得られるアイデアを具現化・収益化させるためのマーケティング視点について解説を行った。参加者は大手製造業の新規事業推進、経営企画、知財、R&Dなどの部門の管理職、役員などであった。
フォーラム概要と参加方法
項目 | 詳細 |
---|---|
フォーラム名 | BtoBマーケティングフォーラム 2025 |
テーマ | ”探索”と”深化”を分断させない ー 事業を生み出し続ける組織の在り方 |
日時 | 2025年7月10日(木)13:00~17:20 |
開催形式 | オンライン |
主催 | マーケットワン・ジャパン合同会社 |
参加方法 | 公式ページにてオンライン事前登録制(無料、定員300名) |
対象者 | 大手製造業の新規事業推進、経営企画、知財、R&Dなどの部門の管理職、役員の方々など |
新規事業の収益化
多くの企業が直面する、探索で生まれた技術やアイデアが収益事業として確立されないという課題は、開発側と事業側の連携不足が原因の一つである。
- 探索と深化の両面からの視点が必要
- 開拓機能の専門化と明確なミッション設定
- 組織戦略としての取り組みが重要
そのため、探索の成果を収益へと変換する明確なミッションを持つ「開拓」機能を専門的な機能として設計する必要があるのだ。
BtoBマーケティングフォーラム2025に関する考察
本フォーラムは、新規事業の収益化という喫緊の課題に対し、大手企業のトップマネジメント層による実践的な事例紹介と考察を提供した点で高く評価できる。参加企業の多様な業種や規模は、多様な視点からの議論を促し、参加者にとって有益な情報交換の場となっただろう。
しかし、フォーラムの内容が高度な専門知識を必要とするため、理解に苦しむ参加者もいた可能性がある。また、オンライン開催であるため、参加者間のリアルタイムな意見交換や質疑応答が制限された点も課題と言えるだろう。
今後の改善策としては、参加者のレベルに合わせた内容の調整や、よりインタラクティブなオンラインツールの活用が考えられる。さらに、フォーラム後のフォローアップとして、講演資料の提供や参加者同士の交流機会の創出も有効だろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「7/10開催 BtoBマーケティングフォーラム 2025|”新規事業を収益につなげる組織の在り方”を考察する 製造大手企業の事例講演 | マーケットワン・ジャパン合同会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000025865.html, (参照 2025-05-02).