
目次
記事の要約
- カプコンの大阪・関西万博向けコンテンツ開発支援
- ティフォンがシステム設計・開発等を支援
- 大阪ヘルスケアパビリオンXD HALLにて無料体験提供
ティフォン株式会社によるカプコン『モンスターハンター ブリッジ』開発支援
ティフォン株式会社は2025年5月1日、カプコンが大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」XD HALLで出展する『モンスターハンター ブリッジ』の開発を支援したと発表した。このコンテンツは、大阪・関西万博のためにカプコンが開発した世界で唯一の体験型コンテンツである。
ティフォンは、XD HALLにおけるシステム設計・開発、検証、オペレーション構築の支援を主に担当した。同社が運営するXRテーマパーク「ティフォニウム」と「ミラージュ大阪」で培った技術と経験を活かし、関係各社と連携して開発を進めたのだ。
『モンスターハンター ブリッジ』は、専用のARデバイスを装着して体験するコンテンツだ。360度シアター、イマーシブサウンド、床振動が融合し、アイルーとのふれあい、迫り来るモンスターの驚異など、没入感のある体験を提供する。
体験期間は2025年4月13日(日)~2025年10月13日(月・祝)で、体験料金は無料だが、完全予約制となっている。大阪・関西万博への入場には、別途入場チケットが必要だ。
『モンスターハンター ブリッジ』概要
項目 | 詳細 |
---|---|
コンテンツ名 | MONSTER HUNTER BRIDGE |
体験場所 | 大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」XD HALL |
体験期間 | 2025年4月13日~2025年10月13日 |
体験料金 | 無料(完全予約制) |
開発協力 | ティフォン株式会社 |
公式サイト | 公式サイト |
拡張現実(AR)技術について
『モンスターハンター ブリッジ』は、拡張現実(AR)技術を活用した体験型コンテンツだ。AR技術は、現実世界にデジタル情報を重ね合わせることで、現実世界を拡張する技術である。
- 現実世界に仮想オブジェクトを重ね合わせる
- ユーザーの行動に反応するインタラクティブな体験を提供
- エンターテインメントや教育など幅広い分野で活用
本コンテンツでは、ARデバイスを通じて現実世界にモンスターやアイルーといったゲーム要素を出現させ、ユーザーは現実世界と仮想世界が融合した体験を楽しむことができるのだ。
『モンスターハンター ブリッジ』に関する考察
『モンスターハンター ブリッジ』は、カプコンの人気ゲームシリーズ「モンスターハンター」の世界観を、大阪・関西万博という大規模なイベントで体験できる点が大きな魅力だ。AR技術とリアルな演出を組み合わせることで、高い没入感を実現している。しかし、完全予約制であるため、アクセスが集中し、希望する時間帯に体験できない可能性も考えられる。
予約システムの改善や、体験可能枠の拡大などが課題となるだろう。例えば、複数時間帯の予約枠を用意したり、予約キャンセル待ちシステムを導入したりすることで、より多くの来場者が体験できる機会を増やすことができる。また、万博終了後も、同様の体験を他のイベントや施設で提供することで、コンテンツの価値を継続的に高めることが重要だ。
今後、より高度なAR技術やインタラクティブな要素を追加することで、さらに魅力的なコンテンツへと進化させることが期待される。例えば、ユーザーの行動に合わせてモンスターの反応が変化するシステムや、複数人で協力してモンスターと戦うマルチプレイ機能などを追加すれば、より多くのユーザーを惹きつけることができるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「最先端VR施設を手がけるティフォン、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展されたカプコン『モンスターハンター ブリッジ』開発を支援 | ティフォン株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000007657.html, (参照 2025-05-02).