
目次
記事の要約
- マジセミがWebアプリのセキュリティに関するウェビナーを開催
- WAF運用における課題と解決策を提示
- 次世代WAF「CloudGuard WAF」を紹介
マジセミ、Webアプリのセキュリティ対策に関するウェビナーを開催
マジセミ株式会社は、Webアプリケーションを狙うサイバー攻撃の高度化に対応するため、「高度化するWebアプリを狙うサイバー攻撃、導入済み「WAF」で本当に防御できていますか?」というテーマのウェビナーを2025年4月25日9時00分より開催する。Webアプリケーションのセキュリティ対策におけるWAFの重要性と、その運用課題に焦点を当てる。
近年、Webアプリケーションの脆弱性を狙ったサイバー攻撃は巧妙化・多様化しており、2024年末には国内の重要インフラ企業を標的とした大規模なDDoS攻撃も発生している。IPAが発表した「情報セキュリティ10大脅威2025(組織)」でもDDoS攻撃が再びランクインするなど、Webを起点としたサイバー脅威は深刻さを増しているのだ。
本ウェビナーでは、WAFを導入したものの、最適な設定や運用に課題を抱える企業や、クラウドセキュリティに不安を感じている方を対象に、次世代WAF「CloudGuard WAF」の特長とメリットを紹介する。AIエンジンによる高度な脅威検出とポリシー運用の自動化により、従来のWAF管理の煩雑さを解消し、未知の攻撃に対する高い防御性能を実現する。
WAF運用における課題と次世代WAF「CloudGuard WAF」
課題 | 詳細 | CloudGuard WAFによる解決策 |
---|---|---|
運用課題 | 専門知識を持つ人材の不足、ログ解析・アラート対応の工数増大、誤検知・過検知による業務支障、継続的なルールチューニングの困難さ、ハイブリッド環境での統合管理の難しさ | AIエンジンによる高度な脅威検出とポリシー運用の自動化 |
対象 | WAF運用の課題を抱える企業、クラウドセキュリティに不安を感じている方 | 未知の攻撃に対する高い防御性能 |
WAF(Web Application Firewall)について
WAF(Web Application Firewall)とは、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護するセキュリティ対策の一つだ。具体的には、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)などの攻撃を検知し、遮断する機能を持つ。
従来のファイアウォールがネットワーク層で防御を行うのに対し、WAFはアプリケーション層で動作するため、より高度な攻撃に対応できる。近年、Webアプリケーションを狙った攻撃が巧妙化しているため、WAFはWebセキュリティ対策の要として重要視されている。
Webアプリケーションのセキュリティ対策に関する考察
マジセミが開催する本ウェビナーは、Webアプリケーションのセキュリティ対策におけるWAFの重要性と運用課題に焦点を当てており、タイムリーなテーマだ。特に、専門知識を持つ人材の不足や、ログ解析・アラート対応にかかる工数の増大といった運用上の課題は、多くの企業が直面している現実的な問題だろう。
今後、Webアプリケーションを狙ったサイバー攻撃はさらに高度化・巧妙化していくことが予想されるため、WAFの導入だけでなく、その効果的な運用が不可欠となる。AIを活用した自動化や、クラウド環境への対応など、次世代WAFの進化に期待したい。
また、WAFの導入・運用だけでなく、Webアプリケーション自体の脆弱性対策や、従業員のセキュリティ意識向上など、多層的なセキュリティ対策が重要となるだろう。企業は、これらの対策を総合的に実施することで、Webアプリケーションを安全に運用していく必要がある。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「『高度化するWebアプリを狙うサイバー攻撃、導入済み「WAF」で本当に防御できていますか?』というテーマのウェビナーを開催 | マジセミ株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003556.000054842.html, (参照 2025-04-28).