
目次
記事の要約
- Queue社がSquadbaseをStartup JAPAN EXPO 2025に出展
- 社内AIアプリ運用クラウドプラットフォームを展示
- AIアプリの安全な社内展開支援を目的とする
株式会社QueueがSquadbaseをStartup JAPAN EXPO 2025に出展
株式会社Queueは2025年5月2日、同社が提供する次世代社内AIアプリ運用クラウドプラットフォーム「Squadbase」を『Startup JAPAN EXPO 2025』に展示ブースを出展すると発表した。StreamlitやNext.jsで構築された社内向けAIアプリのセキュアな共有・運用を実現するクラウドプラットフォームであるSquadbaseは、多くの企業が抱えるAIアプリの安全な社内展開や継続的な改善体制構築、チーム内でのスムーズな運用・管理といった課題解決に貢献する。
近年、多くの企業でAI部門が立ち上がり、業務に特化した社内AIアプリが急増している。しかし、本番運用ではクラウド構築の複雑さ、セキュリティ設定の煩雑さ、改善のためのフィードバック収集の困難さといった課題が開発・運用の負担となっているのだ。Squadbaseはこれらの課題を解決するため、Gitプッシュだけで主要なフレームワークのアプリをセキュアにデプロイできる機能を提供する。
さらに、OIDC認証やRBACなどのセキュリティ機能、利用ログの可視化、アプリ内フィードバック収集など、運用に不可欠な機能を標準で備えている。2025年にはAIによるログ解析やプロンプトの自動最適化など、自律的な運用支援機能の実装も予定されている。業務で活用するAIアプリの安全な社内展開や継続的な改善体制の構築、チーム内でのスムーズな運用・管理に課題を感じている企業は、ぜひブースにて相談することを推奨する。
Startup JAPAN EXPO 2025とSquadbase
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | Startup JAPAN EXPO 2025 |
開催日時 | 2025年5月8日(木)〜5月9日(金)10:00〜17:00(予定) |
会場 | 東京ビッグサイト 南1・2ホール |
Queue社ブース番号 | S2-58 |
主催 | Eight(Sansan株式会社) |
出展社数 | 約380社 |
参加者数 | 約10,000人 |
参加方法 | 事前登録制(EXPO:無料、FUNDeal:有料) |
Squadbase | 社内AIアプリ運用クラウドプラットフォーム |
Squadbaseの機能
Squadbaseは、StreamlitやNext.jsで構築された社内向けAIアプリのセキュアな共有・運用を実現するクラウドプラットフォームだ。Gitプッシュだけでアプリをセキュアにデプロイできる点が大きな特徴である。
- セキュアなデプロイ機能
- OIDC認証やRBACなどのセキュリティ機能
- 利用ログの可視化とアプリ内フィードバック収集機能
これらの機能により、企業はAIアプリの開発・運用における負担を軽減し、安全かつ効率的な運用を実現できるのだ。
Squadbaseに関する考察
Squadbaseは、AIアプリ開発・運用における課題を解決する上で非常に有益なプラットフォームであると言える。セキュアなデプロイ機能や運用に必要な機能を標準で備えている点は高く評価できる。しかし、今後、AIアプリの多様化や複雑化が進むにつれて、Squadbaseにも対応が必要となる可能性があるだろう。
例えば、より高度なセキュリティ機能や、特定のフレームワークへの対応、多様なデータソースとの連携などが求められるかもしれない。これらの問題への対応として、継続的な機能追加やアップデート、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れる体制の構築が重要となるだろう。ユーザーコミュニティの形成なども有効な手段の一つである。
今後、Squadbaseには、AIによる自動化機能の更なる強化や、多様なAIモデルへの対応、そして、より直感的なユーザーインターフェースの実装などが期待される。これらの機能強化によって、より多くの企業がAIアプリの導入・運用を容易に行えるようになり、AI技術の普及促進に貢献できるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「Squadbase、日本最大級のスタートアップ展示会『Startup JAPAN EXPO 2025』に出展 | 株式会社Queueのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000050750.html, (参照 2025-05-03).