
目次
記事の要約
- 地域型インパクト投資プログラム「DIVE」第3期募集開始
- 塩尻市振興公社、GOZEN、ゼブラアンドカンパニーが共同運営
- 5月2日〜5月26日まで応募受付
地域型インパクト投資プログラム「DIVE」第3期募集開始
株式会社Zebras and Company、一般財団法人塩尻市振興公社、ソーシャルM&A®️ファームGOZENは、2025年5月2日、地域型インパクト投資実証プログラム「DIVE」第3期の募集開始を発表した。このプログラムは、地域課題の解決と事業成長の両立を目指す社会起業家を支援するものである。
「DIVE」は、参加者への伴走支援、チームラーニングの機会提供、多様なパートナーとのマッチングなどを実施する。参加費用はプログラム参加料55,000円とスナバメンバーシップ料49,500円の合計104,500円(税込)だが、既にスナバメンバーシップを契約済みの場合は55,000円(税込)となる。
応募期間は2025年5月2日(金)〜5月26日(月)23:59までで、地域に根付いて活動し、社会性と経済性を両立する事業を行う方を対象としている。応募書類は自由形式で、自身の事業や社会への貢献について説明する必要があるのだ。
プログラム概要と応募方法
項目 | 詳細 |
---|---|
プログラム名 | 地域型インパクト投資実証プログラム「DIVE」第3期 |
募集開始日 | 2025年5月2日 |
応募締切日 | 2025年5月26日 23:59 |
対象者 | 地域に根付いて活動し、社会性と経済性を両立する事業を行う方 |
参加費用 | 104,500円(税込)※スナバメンバーシップ契約済みの場合は55,000円(税込) |
応募方法 | 特設サイトより応募フォームへの記入 |
説明会 | 5月13日(火)15:00〜18:00(要事前申込) |
特設サイト | DIVE特設サイト |
応募フォーム | 応募フォーム |
インパクト投資について
インパクト投資とは、経済的なリターンだけでなく、社会的なインパクト(環境問題の解決や社会貢献など)も追求する投資手法である。近年、ESG投資の重要性が高まる中、インパクト投資への関心も高まっている。
- 経済的リターンと社会貢献の両立を目指す
- 環境問題や社会問題の解決に貢献
- 持続可能な社会の実現に寄与
「DIVE」プログラムは、インパクト投資の考え方を地域社会に実装することを目指しており、参加者には社会課題解決と事業成長の両立が求められるのだ。
DIVEプログラムに関する考察
本プログラムは、地域課題の解決と事業成長を両立させたい起業家にとって、貴重な機会を提供するだろう。メンターや投資家とのネットワーク構築、事業戦略の策定、資金調達支援など、多角的なサポート体制が整っている点は大きなメリットだ。しかし、参加費用が高額であるため、資金繰りに余裕のない起業家にとっては参加障壁となる可能性もある。
今後、より多くの起業家が参加できるよう、費用面での支援策の検討や、プログラム内容の多様化が必要となるだろう。例えば、参加費用の軽減策や、異なる事業規模やフェーズに合わせたプログラムの提供などが考えられる。また、プログラム修了後の継続的な支援体制の構築も重要である。
地方創生や地域経済活性化に貢献する可能性を秘めたプログラムであるため、今後の発展に期待したい。特に、卒業生によるエコシステム形成の促進や、地域特有の課題解決に特化したプログラムの開発などが、更なる成功に繋がるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「「地域型インパクト投資」の社会実装に向けて、ゼブラアンドカンパニーと塩尻市振興公社、GOZENが、地域型インパクト投資プログラム「DIVE」第3期の募集スタート | 株式会社 Zebras and Companyのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000081881.html, (参照 2025-05-03).